ホームセンターで、罠かごと一緒に売っていたのが、チュートルマンです。
ねずみの重さで反応する機械式です。
罠かごとの違いは、罠かごは餌でおびき寄せて行き止まりの部屋に誘うのに対し、
チュートルマンは通路として向こうへ抜けられるようになってます。
この方式は非常に可能性を感じます。
罠かごは警戒して入ろうとしないネズミも
これなら入るのではと思われます。
仕組みは意外に単純なようで、床がシーソーのようになっていて
ねずみの重さで支えがはずれて扉が閉まるという方式です。
ねずみのような軽いものでうまくいくのだろうかと最初は思いましたが
かなり敏感なつくりで、むしろちょっとした衝撃でも扉が閉じてしまいます。
問題は、閉じた扉がちゃんとロックされないこと。
これはネット上でも指摘されており、輪ゴムを使った改良法なども提案されています。
輪ゴムで確かにマシにはなりますが、まだ完璧とはいえないようです。
うちでも設置してみたのですが、効果を確かめる前に
罠かごの方ですべてのねずみを駆除できてしまったので、出番はありませんでした。
と思っていたのですが、片付けようと見てみると扉が閉まっています。
でも中にねずみはいません。何かの拍子に閉じたのかと思ったのですが・・・
よく見ると、扉の輪ゴムが切れて落ちていました。
そして扉にねずみの毛っぽいものも。
ひょっとしたら、いったんかかったねずみが自力で脱出したのか。
状況証拠から見るとその可能性が高いです。
やはり扉のロックに改良の余地があるようです。
捕まえたら、扉が開かないようにするために、付属のプラスチック片をはさむように
説明書にも書いてますが、こんな小さなものすぐなくしてしまいそう。
せめて紐でも通してチュートルマンの横に常に置けるようにできないと。
この辺のやり方もスマートじゃないですね。
通路方式はねずみの生態から見ても、非常に有効な方法だと思うので
ぜひもっと改良して仕上げてほしいです。
12. チュートルマン ネズミ駆除
