03. 赤外線カメラでねずみの行動を知る ネズミ駆除

カメラを設置してすぐにねずみの動きをとらえることに成功。
覚悟していたとはいえ、「やっぱりねずみだったのか」と愕然としました。
映像だけで見るとかわいらしくも見えるのですが、そんなことは言ってられません。

ねずみは好奇心旺盛のようで、カメラにも近寄ってきて自分からのぞきこんだりもしています。
電源ケーブルかじられるんじゃないかとヒヤヒヤしました。

が、ねずみにも性格タイプがあるようで、ここでカメラに近づくような連中は
捕獲も楽でした。
その後、カメラすら警戒するねずみが出てきて、その捕獲は苦労することになりました。
警戒タイプは、カメラ映像でも遠くからカメラを見つめていて、
近づこうとしないのです。
そしてその後は、ほとんどカメラの近くを通らなくなりました。

なんでバレたんだろうと暗いところでカメラを見てみました。
PX-ICMAM264は、周りが暗くなると自動的に赤外線に切り替わるからです。
するとカメラの周りにグルリと並んだ赤外線LEDが赤く光っています。
明るくはなく、ぼんやりという光りかたですが、はっきりとわかります。
赤い光がまるく並んでるのはちょっと異様で気持ち悪いです。
赤外線だから見えないと思っていたので、こうもハッキリ光ってるとは予想外でした。
これでは警戒されても当然か。


警戒されないためには、遠くからの撮影が有効と思いますが、
そうなるとねずみが小さすぎて動体反応による自動録画がきかなくなります。
まあこの時はだいたいの行動がわかったのでカメラは撤去しました。
でないと、捕獲罠にも近づいてくれなそうなので。

ここでちょっと補足説明。
赤外線カメラはそのままで暗いところが映ると勘違いしている人も多いと思いますが
赤外線カメラは赤外線を撮るカメラです。
暗くなると赤外線もなくなるので、そのまま撮影しても暗いままです。
そこで赤外線のライトを当ててやる必要があります。
人間には赤外線が見えないので、暗いままに見えるだけで、実際は
赤外線の光で明るくなってるわけです。
PX-ICMAM264は、カメラのまわりに10個の赤外線LEDがあって、
それが発光することで初めて暗いところが見えるようになります。


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