怪しいネスカフェ

量販店などで、通常とは違うネスカフェを売っています。
ネスカフェ クラシックブレンドとネスカフェ クラシコです。
エクセラより安い価格で売っています。


クラシックブレンドは、見た目はいかにも輸入品っぽいですが
製造者はネスレ日本となっており、国産のようです。
原材料のコーヒー豆のところに、「生産国 ベトナム・インドネシア」
と書いていて、これが安い理由だよというアピールなんでしょうか。
通常のネスレ製品には、生豆の原産国など書いてないはずです。

クラシコの方は原産国がメキシコ、西友が輸入しています。
ふたを開けると、ふた裏にある密封用の白い紙がぽろっと落ちてきました。
このへんのゆるい作りがメキシコならではなんでしょうか。
同じネスレ製品でも国の違いは反映するようです。

現在、ネスレ製品の名称はすべて、「レギュラーソリュブルコーヒー」となっています。
香味焙煎で始めた新しい製造法により、「もうインスタントコーヒーではない」と
いう意味だそうです。
でもこの2商品は、「インスタントコーヒー」となっています。
メキシコ産の方はともかく、国産のクラシックブレンドはいいのかな


「すべての製品をレギュラーソリュブルコーヒーとする」と宣言した手前、
インスタントコーヒーを通常のラインナップに含めるわけにいかず、
輸入品風の見た目でごまかしてるのでしょうか。

中身を並べてみました。
左からクラシコ、クラシックブレンド、エクセラ、プレジデントです。
味に関しては、そもそも同じメーカーがグレードを変えて発売してるわけですから
安いほうがおいしいとなったらおかしいわけですし、比較しません。
実は、コーヒーにそんなにこだわりありません。だからこういう安いのも
買っちゃうわけで。
開封したときの香りは、クラシコよりクラシックブレンドのほうがしました。

ちょっと、注意点を。
コーヒーを密封しているアルミシールですが、これをはがさず
穴をあけて、直接カップにコーヒー粉を入れる使い方をしている人もいると思います。


クラシコでは気をつけたほうがいいです。
アルミシールと上蓋の密着が弱く、すき間があります。
瓶を倒したりすると、コーヒー粉が上蓋とアルミシールの間に入り込んで、
次に開けたときに飛び散ります。